先日、息子と海釣りに行ってきました。子どもが小さい頃は堤防釣りによく行っていたのですが、子どもが中学校に上がるとパタッといかなくなり、久しぶりの海釣りでした。
堤防釣りはボウズを食らうことも多いため、今回はせっかくの機会だからと船釣りを選択。寒さに震えながらもまぁまぁの釣果で、親離れしかかっている息子との釣行は楽しいものでしたが、帰宅し魚を捌き終わって感じたのは強烈な面倒くささと「やっぱりアユルアーっていいな」ということ。本日は、私の個人的事情も踏まえたアユルアーの魅力について書きたいと思います。
アユルアー魅力その1 家の近所でできる
繰り返しになりますが、今回語る魅力については私の個人的事情も関与するため、皆様に当てはまらないこともあるのでその点ご了承ください。
我が家から相模川まで、一番近いポイントで5分ちょっと。ホームにしているポイントまでは10分ちょっと。近ければそれだけ釣行回数を増やせますし、気分が乗らないときは短時間で帰ることも可能です。
私は長くても昼前にはあがって帰宅し、昼食を家族で食べ、午後は妻と買い物に行ったりして過ごす、というのがパターンになっています。
そもそも子育てが落ち着いてきたタイミングで釣りを再開するにあたり、「一生の趣味にするためには近場でできる必要がある。」と考え、選んだのがアユルアー。この選択は本当に正しかったと実感しています。
アユルアー魅力その2 臭くない
先日の海釣りでは、アミエビとアミコマセを使用。手もまともに洗えない状況で使うので、着ていた服やレインコート、バッグ、クーラーボックスと、持ち物のすべてが臭くなりました。
帰宅後匂いを残さないようにすべて洗うのに一苦労。捌いたあとのキッチンも妻に怒られないように必死に掃除。そして出たゴミは新聞紙やゴミ袋で厳重に包んでも、数日後のゴミ回収の日まで強烈な臭いを発していました。
ルアー釣りであればアミエビやコマセの臭いの心配はありませんが、釣れたものの臭いは避けられません。
一方、アユルアーはエサの臭いの心配がないだけでなく、「香魚」と言われているだけあってアユ自体の臭いが問題になることはほぼありません。タモに多少臭いがつくのですが、しっかり水洗いすれば車に置きっぱなしでも気になるほどではありません。クーラーボックスや曳舟も同様に全然気にならないレベル。洗い物、洗濯の楽さは桁違いです。
アユルアー魅力その4 川に浸かりながら釣れる
今年の夏はめちゃくちゃ暑かったですね。そんな中、アユルアー釣行を思い返してみると、暑くて辛かったという記憶がありません。気温が高く太陽が照りつけていても、川の冷たい水にスネから下が浸かっているだけで体感温度はかなり下がるようです。汗もそれほどかきませんでした。
川の中で涼みながら、そして川の音に包まれながら釣りができる。これもアユルアー釣りの大きな魅力です。
アユルアー魅力その5 まずめを狙わなくてよい
釣りの多くのジャンルでは、まずめ(日の出、日没をはさんだ一定の時間)が一番の釣れる時間とされています。朝まずめを狙うためには、夜明けのだいぶ前には現地に到着して準備をしなければならなないため、家を出るのはがっつり夜中ということになります。
一方、アユは基本的にはまずめを狙う必要がないとされているため(夏など一部例外はあるようですが)、夜中や早朝に出発する必要がありません。私は7時前に家を出発して7時過ぎから釣り始め、昼前に納竿というパターンが多いです。
相模川イチの人気スポットである昭和橋や、昭和橋に次ぐ人気の上依知では夜明け前に入る人が多いですが、それはあくまで場所取りのためです。私も一時期夜明け前に到着して場所取りをしたりしましたが、結局は人だらけになり移動ができない“地蔵状態”での釣りが強いられるため、今ではまったく行かなくなりました。
まとめ
アユルアー釣りの魅力はこれだけではありませんが、今回は海釣りとの比較という観点に絞って書いてみました。これから釣りを始めようとするとどうしても色々買い揃えたりは必要にはなりますが、それでもアユルアー釣りは入りやすい釣りだと思います。そして、その最初の部分を乗り越えればきっと「始めてよかった!」と思ってもらえると思います。
もしアユルアー未経験でこれを読んでいただいている方がいらっしゃいましたら、来シーズンはぜひ始めてみませんか?
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