色々用事が重なり2周間釣りに行けていないため、釣行記が書けません。そんなわけで、ハリスの長さについて書いてみました。
ハリスの長さのルール、確認してますか?
アユルアー釣り(アユイング)において、各漁協の遊漁券を購入し、アユルアー釣りが可能な区域を確認するのは当たり前。それらに併せて知っておきたいのが、ハリス(ルアーから針までのライン)や針に関する規制です。
実は、こうしたルールは全国一律ではなく、河川ごと・漁協ごとに細かく異なっており、守るべき基準が明確に定められている河川も少なくありません。
例えば相模川・中津川では、
ハリス長さ:下針までのハリスは尾びれの端から10㎝以内
針数・形状:イカリ針4本1段以内、チラシ・ヤナギ針は3本以内
と定められています。
まずイカリ針では、自分で巻いたりしない限り問題になることはないかと思います。
例えば、私が愛用しているオーナーばりのスティング。

の、裏面を見てみると、

ハリス長自体が9センチちょっとしかありません。まぁ1段のイカリ針の指3本分、4本分で10センチを超えることはまず考えられません。
対して、チラシ針。
例えば、がまかつの舞香。

表面にも長さが書いてありますが、裏面には推奨の長さなども書いてあります。

「ハリス止めがルアーのどの位置に付いているか」で多少は違うのですが、相模川で使うには推奨ハリス寸法ではかなりオーバー、相当短く付ければ使える、ということになります。
続いて、パームスから出ている、エスケードの名前が入っているもの。

こちらも裏面に長さの記載があります。

いちばん先っぽの3センチは針より先なのでノーカウントとして、全長10センチ。ギリセーフ!と思いきや、もう一度よく規則を読んでみると、
ハリス長さ:下針までのハリスは尾びれの端から10㎝以内
この「尾びれの端から」との記載が曲者。たとえば、こんなルアーだとどうでしょうか。

これはO.S.PのチェスターSRです。尾びれの端から1センチちょっとハリス止め自体が出ているので、ハリスが10センチあるとオーバーすることになってしまいます。
「そんな悪気のない数センチくらい漁協もうるさく言わないよ」ということなのかもしれませんが、少々生真面目に書いてみました。
この機会に相模川だけでなく、いくつかの河川について調べてみたで参考にしてください。
河川ごとの規制例
相模川・中津川
- ハリス長さ:下針までのハリスは尾びれの端から10㎝以内
- 針数・形状:イカリ針4本1段以内、チラシ・ヤナギ針は3本以内
- 遊漁料:年間ー13,000円、1日ー2,000円(販売店)、3,500円(現場)
- 備考:釣糸は30m以内を厳守
酒匂川
- ハリス長さ:ルアー末端より10センチメートル以内
- 針数・形状:記載なし
- 遊漁料:年間ー12,000円、1日ー1,500円(販売店)、2,500円(現場)
- 備考:なし
秋川
- ハリス長さ:下バリまでのハリスは20センチ以内
- 針数・形状:4本イカリ、チラシ・ヤナギ3本まで(鮎専用の針を使用)
- 遊漁料:年間ー10,000円、1日ー2,500円(販売店)、5,000円(現場)
- 備考:ミノータイプに限る
那珂川
- ハリス長さ:15センチ以内
- 針数・形状:3本イカリまたは4本イカリ1段のもの
- 遊漁料:年間ー14,000円、1日ー3,000円
- 備考:チラシ針、チョウ針、針の 2 段使用は禁止
話は変わるけど…アユルアーの本が出るらしい
「鮎ルアー釣り場BEST100」という本が7月9日に出版されます。

出典:つり人社
プレビューを見る限りでは、相模川のマップなどは以前のものとほとんど変わらなそうですが、その他の内容に期待を込めて購入したいと思っています。
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